包丁研ぎが苦手だ。
あの、砥石のショキショキする音が生理的に、どうしてもダメ!!
はてなブックマークで「包丁研ぎはGoogleマップで探せ」というコメントを見て探したら、あいにくどこも遠かった。代わりにこんなサービスを見つけた。
北海道小樽市「丁研」さんだ。
利用方法は、刃先がとび出さないように包んでレターパックに入れ、送って待つだけ。(=料金後払い)
梱包の仕方は丁寧に動画で解説されており、こちらを見るのがよい。
実際に、包丁・ハサミを研いでもらった
普段使っている包丁1丁、ペティナイフ1丁。
ついでに、切れなくなった裁ちバサミを1丁送って研いでもらった。
発送方法
1. まず、刃先がとび出さないように、1丁ずつ先端をビニールテープで保護する。(私は、紙のマスキングテープを利用した。)
2. 刃全体を新聞紙、古紙などで包む。
3. レターパックに入る大きさの厚紙を用意する。
4. 刃の部分が上に向くようにして、厚紙にしっかりと貼り付ける。(刃先がすっぽ抜けないように注意)
5. レターパックに宛先・自分の住所を記入して送る。
返送まで
1月某日。東京から発送し、小樽の「丁研」さんに到着したのが2日後。
翌日には研いで送り返してくださったようだ。
返送にはレターパックの封筒・厚紙のセットを再利用し、クリックポストで戻ってきた。(わが家の郵便受けは狭く、すっぽり入っていたので、取り出すときに刃先を曲げてしまわないように気をつけた。)返送まで7〜10日といったところだ。
きれいに研がれ、ピカピカになって戻ってきた。
写真では伝わりづらいと思うが、刃先が均一な幅で研がれている。
裁ちばさみは全体に少しサビが出ていたのがなくなって、以前の輝きを取り戻した。
トマトがすぱっと切れると、気持ちいい。
料金(2022年12月調べ)
2022年12月現在の価格は下記の通りだ。
包丁(21cmまで)1,320円、ペティナイフ990円、裁ちバサミ1,430円。
料金は刃物の形状やサイズによって異なり、大抵のものなら対応できるという。
返送料はレターパックに入るサイズなら無料。
支払い方法(後払い)
請求書・払込用紙が同封されており、北洋銀行・ゆうちょ銀行の指定口座に振り込むことになっている。
ゆうちょ銀行の口座がある人は、ゆうちょダイレクトを利用すると月5回まで手数料無料だ。
感想
「丁研」さんはその後も、年2回ほど利用している。いつもすばやく、ぴかぴかに研いでくださるのでありがたい存在だ。
よく切れる包丁を使うと、切断面が平滑で、料理が一味ちがう。
目安としては、ネギが刻めなくなってきたら、研ぎに出している。
返送までの間、包丁がないと困るので、予備を1本手元に残しておくとよい。
自分で包丁を研ぐのがめんどくさい人、砥石の音が生理的に無理な人、研ぎ屋さんが遠いとか、近所の研ぎ屋がイマイチなどの場合には、おすすめの職人さんだ。
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